※ネタバレを含みますので閲覧にはご注意下さい
おみずです。
おえむんさんという方の主催された
限界オタク杯という素晴らしい大会に心を打たれたので記事にしたいなとおもいました。
大会のビデオ
https://www.twitch.tv/videos/403372880
この大会、ザックリ言うと
オタクが自分の性癖まるだしの美少女をつくりあげ、オタクたちがそれを眺めながら投票で勝敗を決めていく
という、字面だけで既にキツさを放つマジで限界な大会なんですけど
己の性癖を全て注ぎ込んだ珠玉のデッキを携えた、明らかに彼女いないオタクたちの熱い戦いに、誇張なしで感動すら覚えました。
熱すぎた。チャット欄が地獄すぎた。地獄すぎて入れなかった。
性癖って人間そのものなんですよ。
文字通り全てをぶつけ合っている。抜き身の人間性による殴りあい。
人類史上最も平和でプリミティブな闘争。
どう考えても面白くないわけがないんですよね。
この記事では優勝デッキを例に挙げつつ、この大会の面白さや奥深さを語っていこうと思います。
以下ネタバレ
こちらが優勝されたディスイズさんのデッキ。
流石の優勝、非常に強力で、なおかつ美しいデッキに仕上がっているのが見てとれますね。
一見すると正当派でおとなしい構築に映りますが、ヘアピンやほくろ、そしてセーラー服というパワーの高いパーツを取り入れており、それらを非常に高いレベルで纏め上げていることからも実力が伺えます。
しかしながら、構築自体は至ってシンプルなんですよね。
限界オタクの集う大会、という観点から言えば、派手な髪色や高い露出度等、オタクが好む要素を採用した、俗に言う『シコリティ』の高いデッキこそが『強い』デッキだと思われがちですが
そういった要素を廃し、あえての正当派という切り口からオタクを刺してきた完璧な構築と言わざるを得ません。
誰が呼んだか卒アルちゃん。
この、卒アルに載ってそうな「身近さ」という武器が、メタに完璧に刺さっていた印象があります。
盛りすぎず、オタクに想像の余地を与えること。その想像を己の武器とすること。
卒アルにいそう→NTRそう、というオタクの想像の拡がりには、人間に与えられた想像力という機能の素晴らしさを感じました。
想像することできっと世界は平和になる。
そういえばジョンレノンも歌ってたわ。
ご本人によるデッキ解説も併せてご覧下さい。
ほんとかわいい。同じクラスにいたら100%好きになる自信がある。体操服の匂いかぎたい。
お馴染みbeerbrick様でも結果やレポート等々載ってますので、目を通すと非常に面白いです。
第1回限界オタク杯 大会結果 | BeerBrick Hearthstone
僕自身、参加は叶わなかったんですが、自分が参加するなら、と試行錯誤を繰り返しながら産み出したデッキがこちら。
使用したのはゆる女子メーカー。
このメーカーはベスト16に残ったデッキを2つ輩出しているので、単純にパワーがありますよね。
「カースト上位だけどオタクに優しい女の子」
というコンセプトで、シンプルさと親しみやすさを意識し、比較的軽めな構築を心掛けたんですが、やはりアホ毛、ヘアピン、ほくろ、八重歯と言った、強力な効果を持つ定番パーツを採用し、シンプルながらもバリューで勝負できるデッキを目指しました。
背景は暗めにすることにより人物の明るさを強調する狙いです。ピアスは性癖です。
優勝デッキが正当派で身近さを感じる構築となっていたことを考えるに、デッキの方向性自体は間違っていなかったのかな?と思います。
てか、うちのむすめがいちばんかわいくね?
次回大会が開催されるかは定かではありませんが、見ているだけでも本当に熱い大会だったので、もし参加できる機会があれば、是非参加したいなと考えています。
それくらい面白かった。
自慢の嫁たちの晴れ舞台を見守るオタクの姿は美しかった。
自慢の嫁たちの尊さを語るオタクの笑顔は輝いていた。
だけどやっぱりキモかった。
大会5時間近くあるのに終始キモかった。ヤバイ。
キモさという雨と
尊さという太陽の産み出した
あの虹の美しさ。
ここまで読んどきながら「まだ見てないよ」って皆様にも、是非ご覧頂けたらなと思います。
ハンカチはいりませんが、ティッシュは2箱くらい用意しろ。
朝昼晩2回ずついけ。
個人的にはふぁんだむさんのデッキが最強すぎてヤバかったです。
最後になってしまいましたが
主催のおえむんさんを始めとする大会関係者の皆様、参加者の皆様方、本当に素晴らしい大会をありがとうございました。
感謝の言葉を持ちまして、この文章を締めさせて頂きます。
をわり。