水中毒

インターネットを漂うデブリ

第二回限界オタク杯もやっぱり最高だったという話

おみずです。

 

おえむんさんの主催されている、限界オタク杯の第二回大会が開催されました。

 

 

オタクがPicrewを用いて自分好みのキャラクターを作り出し、オタクの投票によって進行するトーナメントで一番かわいい子を決するという例のあれです。

超ざっくり言うとチ○コとチ○コでチャンバラするみたいな大会ですね。

 

前回大会はまさに笑いあり涙あり、オタク同士の性癖による殴りあいは見ているだけで相当面白いものでした。

興奮して記事も書きました。

 

前回の記事でも述べているのですが、機会があるなら選手として参加してみたいなと思っていたところに、今回、第二回大会の開催の知らせを受け、すぐさま参加登録をし、出場することが叶いました!

僕の大会童貞は限界オタク杯に捧げました。本当にありがとうございます。

 

なので今回は選手目線から見た限界オタク杯の記事になります。

『限界オタク杯の選手』っていう文字列に誇らしさを感じている自分の限界さを嬉しく思います。どう考えても目を覚ましたほうがいいですね。

 

以下、大会のネタバレを含むのでご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の結果から語りますが、三回戦で敗れてしまいました。

使用したメーカーは閉じこめられてしまった

持ち込んだデッキはこれです。


f:id:omizu_hs:20190803022045j:image

 

名前を付けるとすれば

箱詰めアグロノーパン褐色娘

とでもしましょうか。

 

デッキを作る上で、まず大会のメタについて考察することから始めました。

出るからには勝ちたかった。並み居るオタクたちをなぎ倒し、お水ここにありと示したかった。

誰よりも限界でありたかった。

そのために、環境に多く出現するであろうデッキ、アーキタイプを洗い出し、それらにできないことをしようと思ったのです。

 

具体的に言えば下半身へのフォーカスです。

大会シーンの主力になっているメーカーの多くはバストアップ、上半身フォーカスのものです。

なので、メタの外、下半身を主軸としたデッキをぶつける事は確定しました。

二回目の大会ということもあり、選手たちの構築能力が上がっているだろうことを考えると、経験値のない僕が同じことをしていたら絶対に勝てないと思ったからです。

不意をつき、妖刀を抜き放ち、魔球を投げる。

そういった形で勝利をもぎ取ろうという判断です。

 

下半身へのフォーカス、そのコンセプトを最大限に活かすにあたって、まずズボンを脱がしました。

オタクはパンツとかボトムスとか言わない。ズボン。

オタクは彼女もいないし靴はダンロップだしズボンって言う。

ズボンを脱がしたのは趣味とかではなく、より下半身が映える形にするために露出する肌面積を増やしたかったからです。

オタク的な言い方をすれば、フレームがむき出しのロボットとか超かっこいいからです。

 

これにより、図らずもノーパンという強力な武器が生まれたのは僥倖でした。

オタクはエッチなものが好きなので、俗に言う右の盤面、コメント欄を「エッッッッ」で埋め尽くす事をフィニッシュプランとしてデッキを調整していきました。

オタクからエッッッッ以外の思考能力を奪い、わけのわからないまま速攻で票をさらう形です。

 

ノーパンとのシナジーを見込んで靴下を履かせ、よりエッッッッな印象のある褐色肌へ。

褐色肌のバリューを高めるために上半身は白キャミソールとし、髪と靴下は黒にすることでモノトーンで纏まりを演出しました。

前回見せたオタク達の想像力による設定付けを期待し、コンボパーツとして檻と首輪を採用し想像の拡がりを加速させる。

最大限まで体重の乗った、ほとばしる性癖の塊。

完璧と言っていい構築を生み出したはずでした。

自らの愛娘と言えるデッキへの愛は誰よりも強かった自信があります。

 

でも高みには届かなかった。

ロリ、メイド等の定番ながら強力なアーキタイプは今大会も猛威を振るい、優勝したのはシンプルにクソ可愛いお姉さんでした。

 

 

クソ可愛いな。

前回優勝のデッキもそうでしたが、奇抜さを廃したストレートに強いデッキを持ち込むのが板なのかもしれません。

恐らくやりすぎたのです。僕は。

 

性癖というのはひけらかすものではないのです。

ただ、静かに燃えるものなのです。

 

その点を間違えてしまった僕に比べ、静かに、それでいて熱く燃える性癖を見事にデッキに落としこんできた他の参加者様の構築力、プレイングは流石と言う他ないです。

派手なだけの赤い炎より、静かに燃える青い炎の方が熱量を持っているのです。

 

悔しい結果ながらも、多くの学びを得た大会でした。

本当に夢中になった時間でした。

 

主催のおえむんさん、実況を務めて下さったふぁんだむさん、お疲れ様でした。

素晴らしい大会をありがとうございました。

優勝したふぉんさん、本当におめでとうございます。お見事以上の言葉がないです。

参加者の皆さん、一緒に大会を見ていた皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

うちの娘に票を入れて下さった皆さん、心から感謝します。

 

 

長々と書きましたが、書いてる途中で俺何やってたんだろうってなってます。

きっとみんなそうだと思います。俺達は一体何をやっていたんだろう。

なんで彼女がいないんだろう。

なんで彼女もいないのに美少女を作って戦っていたんだろう。

金曜日なのに街にも出ず、PCの前で、俺達は。

限界オタクが限界な理由はそういう所にあるのかもしれません。

自分の『限界』を決めるのは、きっと自分自身なのです。

これが限界なのだと定めてしまう、自分自身なのです。

 

ここが限界か?違うだろ?

行こう、『その先』へ。

限界の、その先へ。

 

 

 

いや綺麗にまとまらねえわ。

ほんとなんだったんだこの大会。最高でした。

またやれ。楽しみにしております。

 

 

をわり。