おみずと申します。
普段ハースストーンというデジタルカードゲームをやったりやらなかったりしています。
ビアンカ派です。
なんというか、別に心配している訳ではないんですけど
ラ民がしょぼくれてるのを見ているのがいたたまれないというか
強敵(とも)がヘタレているのを見かねて、と言いますか
じゃあハースストーンどう?
ってプレゼンしようかな、って文章なんですけど、ハースストーンを勧める前に一つだけ言っておくことがあって。
すまんがライバルズの代わりはどこにもない。
ハースストーンはドラゴンクエストライバルズエースではない。
お前らが失ったものはそう簡単には埋まらない。
「彼女と別れたんだって?いい子紹介するよw」
って急に言われてもそんな気にはなれないだろ?
わかんないか。ライバルズ勢は全員彼女いたことないもんな。
だから、このブログは気持ちが少し落ち着いて、前向きになれた時に読んでください。
恐らく今は何を言われても響かないだろうし、それでいいです。存分にしょぼくれてくれたらいいです。
でも、もし、「いつまでも落ち込んでたら、ライバルズに笑われちまうもんな…」
つって一歩踏み出そうとする奴がいるなら、少しだけ俺の愛するゲームの話を聞いてほしいんです。
お前らが愛したライバルズに負けないくらいすばらしい、俺の愛するゲームの話を。
と言っても「ハースストーンってこんなゲーム!」
みたいな事を一から説明しなくてもカードゲームオタクは大体わかってると思うんですよね。
誤解を招くのを覚悟でめちゃくちゃ雑な言い方すればライバルズと似たようなゲームです。
じゃあいちばんデカイ差異は何か?
って考えるとキャラクターの目が大体光ってるところかもしれないんですけど、明確にライバルズと違うところはたぶん世界大会やってるところです。
競技シーンが世界規模。
ハースストーンは世界で1億人がやってる!みたいな触れ込みで、競技シーンも世界中のハースうま男たちがバチバチやりあってるんですよ。
ハースでは、大会で実績残したクソつよプレイヤーはグランドマスターって称号で呼ばれます。
グランドマスターは世界で48人とかしかいないマジのガチでハースストーン強い奴らで、このグランドマスターでやりあって世界王者決めようぜ!っていう大会が超面白い。
多分ライバルズって国内大会だけじゃないですか。
ハースの大会は、日本人同士のしばきあいのそれとは違った面白さを感じられるはず。
しかも日本には、この超つよいグランドマスターが5人います。
1億人がやってるゲームで48人しかいないレベルのプレイヤーが5人、日本にいる。
ライバルズ勢には有名であろう異空の竜ことposesi選手もそのうちの1人です。
posesiと同じレベルの竜があと4匹いる。竜の巣。
さらに言えば、1億分の1、世界で一番強いハースストーンプレイヤー。ライバルズでいう勇者ですね。世界版の勇者。
これも日本人グランドマスターの1人、glory選手です。
まちがえました。これは大きなメダル選手でした。
glory。せかいのゆうしゃ。
これはDQ6で言えばギガスラッシュ、7で言えばギガデインを覚える段階なので、よくわからんが強そうってのが伝わると思います。
このように、競技シーンにおいて日本は非常にレベルが高く、ハースストーン大国と言っていいと思います。
だから、競技としてのカードゲームに興味がある人には是非ハースストーンやってほしいなと。
やっぱ強い日本人選手がいっぱい出てきてほしいし、大会盛り上がって欲しいじゃないですか。
異世界来ませんか?勇者様たち。
と語ってみたものの、ほとんどのプレイヤーにとって競技シーンなんて関係ない話じゃないですか。
僕も酒飲んで大会見ながら、今のプレイほんまかポセシ?とかクダをまくのは大好きなんですけど、自分で実際大会出て世界と戦ったりするわけじゃないですからね。
そういうのじゃない層に向けたセールスポイントなんかあったっけな?
と考えたんですけど、これと言って特筆するような事なかったです。
あえて言うならオフラインイベントは盛んです。
「炉端の集い」という、ざっくり言うと「ハースプレイヤーで集まってなんか適当に遊んだりしようぜ会」を公式でサポートしているくらいなので
一緒にゲームやる友達欲しいなぁ、みたいな人は結構楽しいんじゃねえかな?と思います。
僕も実際2〜3回行ったことがあるんですけど、「オフ会しまーす!」って言われると結構ハードル高いじゃないですか。
でも「公式」っていう冠がついてるとグッと行きやすくなりません?
そういう意味ではユーザーコミュニティが育ちやすい環境なのかな?と思いますね。
でもね、いっつも同じメンツで、狭いハースストーン村の中でつるんでても、停滞して、衰退していくだけじゃないですか。
ただでさえカードゲーム界隈なんてクソ狭いわけですから。
やっぱ旅人がいっぱい来て欲しいじゃないですか。
訪れる旅人に、ここは ハースストーンのむらだ。って言いたいじゃないですか。
だから、ハースストーン村を訪れてみませんか?ライバルズの皆さん。
まあ今コロナでイベントなんてどこもやってないけど。
と、ここまで読んで気付いたと思うんですけど、別にライバルズ民を救いたくてこんな文章書いているわけじゃないんですよ僕は。
正体を現したわ。
むしろ救って欲しい。
救ってほしいんです。恐ろしいんですよ。
ハースストーンも終わってしまうのが恐ろしいんです。
え?ライバルズで無理なの?まじ?って。
もしかしてハースやばい?って。
ライバルズの死により、危機感が現実的なものとなって、ハースも多分このままゆっくりと死ぬんだろうなぁ…って考えてゾッとしちゃったんですよね。
このままではそう遠くないいつか、滅びに向かうであろうこの世界を救ってほしい。俺の愛するこの世界を。
そんな思いで書いています。
ライバルズ勢いっぱい入ってきて欲しい。
新しい風を吹かせて欲しいんです。
いつかライバルズが甦って、自分たちの世界に帰るまででもいい。
ハースストーンの酒場はいつでも、誰にでも開かれています。
冒険を求めて、仲間を求めて、この酒場を訪れる勇者たちを待っています。
ルイーダさんはいなくて、髭面のオヤジだけど。
どうか助けてくれ、名もなき勇者たちよ。
ハースストーンを助けてくれ。
ただ冒険を楽しんでくれればいい。
それだけでいい。
俺たちの愛してるゲームを、ライバルズの半分でいい。愛してやってくれ。
それだけでいいんです。
この文章が、お前らが旅立つためのカギと120Gになりますように。
をわり。