水中毒

インターネットを漂うデブリ

日記

書店に行ったんですよ。書店に。

すみません、格好つけました。ブックオフです。ブックオフに行ったんですよ。

 

いきなり逸れるんですけど、行ったんですよ、って打とうとして一旦出すよって変換された俺の気持ちわかりますか?

一旦出したら今日はもう二回目いけるか怪しいから我慢しろ。

弱さを認めろ。認めなきゃ勝てねえ。

 

 

書店に行ったんです。

なにせ無職で暇なので、何か小説でも買って、就活する時に

「無職期間は何を?」

「いろいろです。旅をしたり、小説を読んだり、思いついた事をやってた感じですねw」

「ほう、小説ですか…して、誰を?」

ショパンっすねw」

 

 

みたいなやつやりたいなと思って。

ショパン歌詞がいいよね。

 

 

 

そしたらね。

黄色い男がいたんですよ。書店に。

黄色い男って何だよwって思われてるかも知れないんですけど、あの、頼むから見てから草生やしてくれる?

 

黄色いんですよ。頭のてっぺんから爪先まで。

金髪、黄色いシャツ、黄色いハーフパンツ、黄色のクロックスなんですよ。寒いだろ。

全身黄色で、RAVE読んでるんですよ。黄道十二門なんすよ。フェアリーテイル読め。

 

人を見かけで判断すると炎上するっていうのはもはやインターネットの常識なんですけど、流石に黄色いじゃないですか。

炎上した俺に石投げに来たやつら全員「黄色すぎwwwwっうぇwwwww」ってなるじゃないですか。

 

そういう黄色さだったんですよ。

さすがに興味湧くじゃないですか。黄色いから。

僕ピーンと来ちゃったんですよ。

何を隠そう、僕、生粋の群馬県民なわけなんですけど、みなさん群馬県民のことどれくらい知ってますか?

群馬県民って全員車持ってるんですよ。豊田市より車持ってると思う。ヤンキー全員セルシオ乗ってる。

 

ピーンと来ちゃったんですよ。

「この人絶対車も黄色いじゃんwww」

って。

 

なのでそれとなく横目で見ながら、黄色い人がRAVE読み終わって、ブックオフを出るのをそれとなく待ってたんです。めちゃくちゃそれとなく。

9巻ぐらいまで読んでた。男の子だって我慢しなくていいと思う…くらいのとこな。

 

俺もエリーみたいな女の子と付き合いたい。黄色い人もそう思った事でしょう。わかる。

満足げにブックオフを後にする黄色い人にそれとなくついて行って、車乗る所を見てたら、黒の旧型キューブでした。

 

そういう生活をしています。